見本書式 未払賃金請求訴訟の訴状

 

   訴   状

 

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 〒○○○−○○○○ ○○県○○市○○町○○丁目○○番○○号(送達場所)

                 電話番号  ○○○(○○○)○○○○

                 FAX番号  ○○○(○○○)○○○○

                原 告   甲 野 太 郎

 

 〒○○○−○○○○ ○○県○○市○○町○○丁目○○番○○号

                被 告 ○○○○株式会社

                    代表者代表取締役 乙山 次郎

 

未払賃金請求事件

 訴訟物の価額    金35万円

 貼用印紙額     金3400円

 

   請 求 の 趣 旨   

一 被告は原告に対し、金35万円及びこれに対する○○○○年3月26日から支払済みまで年14.6%の各割合による金員を支払え(注1)

二 訴訟費用は被告の負担とする

との判決並びに仮執行の宣言を求める。

 

   請 求 の 原 因   

一 当事者 

 被告は○○等を業とする株式会社である。

 原告は××××年4月1日に被告に入社し、○○○○年3月20日に会社都合により同社を退職した者である。

 

二 賃金支払請求権

 1 被告における賃金の支払いは、毎月20日締め、当月25日払いである。

 2 被告に勤務していた当時の原告の月の賃金額は、基本給30万円、職務手当3万円、住宅手当2万円の合計金35万円であったが、被告は、○○○○年3月分(3月25日支払分)の賃金の支払いをしていない。

 

三 まとめ

 よって、原告は、被告に対し、賃金請求権に基づき、未払賃金35万円及びこれに対する支払期日の翌日である同年3月26日から支払済みまで賃金の支払い確保等に関する法律第6条所定の年14.6%の割合による遅延損害金の支払いを求める(注1)。

 

   証 拠 方 法

甲1号証 給与規程写し

甲2号証 給与明細書(○○○○年1月分)

甲3号証 給与明細書(○○○○年2月分)

 

   付 属 書 類

1 訴状副本  1通

2 甲号証写し 各2通

3  被告の資格証明書 1通

 

平成○○年○月○○日

                     原 告  甲 野 太 郎  印

○○簡易裁判所 御中(注2)

 

注1 退職していなければ遅延損害金の利率は6%であり、最後の部分が、「3月26日から支払済みまで商法所定の年6%の割合による遅延損害金の支払いを求める」となる。

注2 請求額が90万円以下なので、管轄は簡易裁判所となる。

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